ホワイトニングについて | 歯医者さんが答えるQ＆A | デンタルン

こんにちは、青柳歯科の吉田です。

ホワイトニングについて、
何を目的に、歯を白くしたいのかで、
処置方法が変わってきます。

まず、喫煙によって汚れや黄ばみがきになる場合は、
一番ベストに良い方法は、禁煙です！（笑）
禁煙できりゃ世話無い！とツッコミされそうなので、

次に、取る方法としては、
ヤニや黄ばみを取るクリーニングが必要だと思います。

どの程度の汚れなのかによりますが、超音波スケーラーや、
グリシンなどのクリーニングパウダーを使った歯面清掃、
さらにＰＭＴＣなどのクリーニング、研磨剤による汚れ落としが
一般的です。

以上の汚れ落としが済んでも、まだ歯が黄ばむ、くすむ、白くないと
悩む場合には、ホワイトニングが効果的です。

ホワイトニングには、現在、おおまかに２種類が存在します。

まず、明度を上げるブライトニングという方法で、
簡単に言うと、暗い所で電灯をつけて明るくするイメージで、
歯の色を明るくするのがブライトニングで、
この方法だと、処置当日でも赤ワインを飲んだり、カレーを食べても
ＯＫと歯の表面を傷つけずに、つるつるにして行う方法です。


もう一つは、歯の彩度を上げるホワイトニングで、これは、台所で使うふきんが汚れたら、漂白して白くするイメージで、歯その物の色を
マットな、お皿の様な白さにする方法で、以前、野球選手の新庄選手の歯がアメリカで白くした歯を見せて話題になりました。
この方法では、歯の表面が顕微鏡レベルで傷つくので、使うメーカーの薬剤により、２４時間から４８時間の間、色が付く飲食物は摂取禁止で、もちろん喫煙も駄目で、禁煙です。

タバコを吸う場合には、ホワイトニングしても、ホームホワイトニングでケアするか、いつもクリーニングでケアする必要があります。

• ＊回答に関しては専門的な知識、技術の向上や、機器の向上などにより歯科医毎に意見が違う場合がございます。
• ＊回答情報はあくまで参考とし直接、歯医者様等にご連絡を取り受診を行ってくださいませ。

喫煙の為に歯が黄色くなっているのなら、ホワイトニングより
歯のクリーニングをお勧めします。
もしホワイトニングで歯を積極的に白くしたいなら、禁煙して
歯のクリーニングを行ってから施術されると、良い結果が得ら
れると思います。
喫煙しながらだと、考えられている程のホワイトニングの効果
は得られないと思いますので、先ずクリーニングで様子を見て
は如何でしょうか？

• ＊回答に関しては専門的な知識、技術の向上や、機器の向上などにより歯科医毎に意見が違う場合がございます。
• ＊回答情報はあくまで参考とし直接、歯医者様等にご連絡を取り受診を行ってくださいませ。